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教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
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【編集長】
柴田敬三(しばたけいぞう)
㈱ほんの木(代表取締役・編集者)

「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。
現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。
また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。
また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。

shibata@honnoki.co.jp

ほんの木

柴田敬三の
「集まれ!世直しブログ」


*コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。
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No.4 車の事故をなくしませんか!

競争と学歴のない、オルタナティブ(もう一つの、代案)な教育と少しズレますが、またしても36人の園児の列に59歳の男性が運転する車が突入。今の所、子どもたちが重態1名、31歳の保育士を含む36人が傷を負いました。昨日、静岡市清水区でのできごとです。

この所、高校生、中学生、小学生らの下校中の列や、マラソン中などの列に車が突っ込む事故が多発しているように感じられます。

原点を考え直したいものです。道路は誰のためにあるのでしょう?

道路は、車のために整備され、多額の赤字国債を積み上げながら、日本中が車道化されました。そしてトヨタをはじめ、自動車産業は日本の稼ぎ頭のNo.1です。道路あっての車なのに、国が国民の金で道路を作り、その上で車ビジネスが成長し、するように仕向け、大もうけをする。その代わりに、年間、日本で約100万件、事故があります。今回の清水区の園児への事故もその一つです。100万件というと、人口1億2700万人いる日本人が、年間、127人に1人必ず車の事故にあう、あるいは加害者になりうるということです。10年経つと12.7人に1人。人生80年とすると、1.5人に1人、生きている間に必ず事故に合うことになる計算です。
私は、たった一度きりのいただいた人生を大切に生きることのできる、そんな生き方をもっと見つめ直すべきだと考え、車を運転しない、その前に免許を持たないできました。

そして事故を減らす方法で私が毎日実践できることをやり続けようと決めています。
以前「柴田敬三の世直しブログ」でも書きましたが、再度お伝えします。

横断歩道などで、歩行中に、自分のために止まってくれている車(もちろん、他の大勢の人たちのためも含めて)に対し、①心の中でありがとう、とつぶやく(→必ずその気持ちになるとなぜか頭が下がる)。②頭を下げたら車に会釈する。③手をあげて、「ありがとう」の合図をする。この3つをやっています。

本来は、何であれ歩行者最優先のはずです。が、現実は違います。車優先社会、車優先国家日本ですから。ムダな抵抗はやめました。北風でなく、太陽になろうと決めたのです。

太陽作戦の狙いは、車のドライバーの心を「あっ、頭を下げてくれたぞ、止まってやってよかったな」と思わせる工夫が必要なのです。「次も交差点で人がいたら、突っ切らないで止まってやろう」「人がいたら注意して運転しよう」そう感じ考えてくれることを、ドライバーに期待して、私はこの「無言の行」を続けています。

1日3~5回ぐらいは、この「車に会釈」をしています。ちなみに今日は5回でした。もし日本ですべての人が同じことをやったら、例えば仮に5,000万人が1日1回「ありがとう、私の、私たちのために止まってくれて」と心の中でつぶやいて、頭をペコリと下げたら、手をあげたら、5000万人のドライバーがちょっぴりでも気持ち良くなるはずです。チリも積もれば山となります。

たぶん5000万人とは、車を実際運転している人の数に近いはず。確実に事故が減るはずです。私も最初は(今もですが)恥ずかしかったです。バカみたいで。誰に評価されるでもなく、ドライバーだって気付かない小さな行為ですから。でも、ダンプカーやトレーラーなどには意識して必ず、この「ペコリ手をあげ」をやります。事故が起きると大きくなりそうな車なので。

競争学歴のない教育を子どもたちに―――と強く思う私ですが、その前に、子どもの生きる環境をよりよく正すことも大事な希望であり、私の祈りの、願いの一つです。
赤信号でも突っ込む、黄色でももちろん、スピードはゆるめない。いつもそんな光景を目にします。日本のドライバーの皆さまにも、強く訴えたい。
「子どもたちの事故をなくしませんか」という改革を!
by alternative-edu | 2005-10-28 23:58 | 雑感
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