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教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
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【編集長】
柴田敬三(しばたけいぞう)
㈱ほんの木(代表取締役・編集者)

「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。
現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。
また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。
また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。

shibata@honnoki.co.jp

ほんの木

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「集まれ!世直しブログ」


*コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。
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No.74 萩本欽一さん、涙の決断!

お笑いタレントの山本ナントカ?(吉本興業の人、名前忘れた)の淫行で、彼が所属していた「茨城ゴールデンゴールズ」を、オーナー兼監督の萩本欽一さんが解散することになりました。

私はかつて、芸能界の取材をしていた7年半の中で、大変に印象に残ったタレントさんの一人が、この萩本さんでした。

いつか忘れましたが、約30年ほど前、独身時代、市ヶ谷河田町にあったフジテレビの前の喫茶店で取材をしました。
この時、まず約20分ぐらい、番組が遅くなり(芸能界で「押してしまった」という)、取材時間に遅れてきた萩本さん。着くや否や、とにかく頭を下げて「すみません」とあやまるのです。

大いに売れていた時代です。まずびっくりしました。

次に取材が終わって、雑談になり、心に残る3つのことを言われました。
今でもよく覚えています。

1つは「人間、男は3つのことのうち、1つでもうまく行っていたら、よしとしなさい。1つはお金、2つは女性、3つめは仕事。3つを全部求めちゃダメだよ」といわれました。

以来、(私はどれか一つが女性より、健康か家庭というほうがマッチしていると思うのですが、)一つでもうまくいっていたらラッキー、と思うようにしています。こう考えるととても心が楽になります。例えお金がなくとも。

2つめは「今うまくいってるタレントは、僕は使わないんだ。今、不遇にいる人を使うんだよ。すると人間一度は必ず浮上するから、運を待ってるとその人は必ず人気が出るはず」という話でした。非常に人間にフェアな人だと感じましたが、これも人を育てる視点で、大切に私の心の中で生きています。

3つめは、「君とは又、いつかどこかできっと会うような気がする。もし君が政治の世界で何かやりたいと思ったら、必ず僕の所に来てごらん。僕は応援するよ
ということでした。
3つめは、別に私が政治家になろうとしてませんので、萩本さんの所へ行っていませんが、もし市民派や緑のグループが日本で「緑の党」を作ろう、となったら、そういう人たちが萩本さんの所に顔を出してもいいのかなあ、と時々思うこともあります。

そういう人です、萩本さんは。たった1回の初めての取材の時に、こういう心に響くを話してくれるのです。
萩本さんのツメのアカを、煎じて飲んでください、山本ナントカという人よ!

で、吉本興業、お笑いでお金をもうけるタレントたち。テレビはこういう笑わせや、バラエティ番組で、視聴率をかせぎ、企業の広告で大もうけしています。
そして、タレントとしてテレビに出ると、有名になったことにうつつを抜かし、人格、人間性を忘れ、何でも好き勝手に生きるようになりがちです。
人を笑わせればもうかる。有名になる。こうした人間しか指導できないなら、吉本興業はそういう仕事やめたらどうですか。テレビから撤退! 日本の民主主義の害といえませんか? テレビを金儲けのみのメディアにして、より良い社会は遠のいています。


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