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柴田敬三(しばたけいぞう) ㈱ほんの木(代表取締役・編集者) 「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。 現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。 また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。 また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。 shibata@honnoki.co.jp ほんの木 柴田敬三の 「集まれ!世直しブログ」 *コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。 以前の記事
2009年 06月2009年 04月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 最新のトラックバック
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No.108 「親殺し」はどうして急増しているのか?
毎日新聞5月16日、ニュースの焦点の記事に考えさせられました。
例の福島県立高校3年生の17歳の少年が母親を殺害した事件。 背景として、少子化で、概して親の子どもへの期待が強く、親子の距離感が近くなりすぎ、親がどうしても過保護になるというケースや、親から子どもへの「自己肯定感」の与え方が下手になっていることもあげられています。もちろん、受験や競争、学力、学歴、いわゆる「いい仕事」にのみ勝ちを与える日本の親の問題、社会の問題もあります。 日本の親は、私もそうでしたが、子どもの良い所を、ほめて伸ばすのが、とかく苦手で、つい、本人に良かれと想いつつ、弱点、欠点、失敗をいましめようとし、子どもの自己肯定感(セルフエスティーム)を育てるのがうまくない、と感じます。個性、可能性の芽を摘んでしまいがちです。 人間、よく考えたら、何でも上手にできません。できたところからまずほめる。ほめられれば嬉しいし、さらにやる気が出ます。反感より共感の関係になります。不得手を自ら克服する気も出ます。私も子どもが20歳過ぎて、もう言っても遅いよなと想い、あきらめ、ようやく悟りました。それだったら子どもの頃にほめて伸ばしていれば…と思い、また違う子育てになったのかもしれません。 親の期待や「こうなって欲しい」という「想い」は、子どもには「重い」と感じるはずです。プレッシャーです。 その意味で、この問題に関心のある方は、親子のあり方論の究極、次号、子どもたちに幸せな未来を③『うちの子の幸せ論』をおすすめします。6月10日すぎ発売です。 (まだホームページでご紹介されていませんが、ご予約は受け付け中です) セルフエスティームを、母親が持つことから、子どものセルフエスティームが育てられるという青学大教授、古荘純一さんのメッセージや、子どもとのかかわり方をオランダ在住のリヒテルズ直子さんが実にわかり易く語っています。もちろん、汐見稔幸さん、奥地圭子さん、尾木直樹さん、秦理絵子さんの、豊富な現場経験に基くお話にも、子を持つ親なら知っておきたいエッセンスがもりだくさんです。 「親殺し」の急増時代、確かな子育て論、ぜひお読み下さい。 ご訪問感謝です。クリックお願いします!→
by alternative-edu
| 2007-05-30 17:37
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