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教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
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【編集長】
柴田敬三(しばたけいぞう)
㈱ほんの木(代表取締役・編集者)

「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。
現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。
また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。
また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。

shibata@honnoki.co.jp

ほんの木

柴田敬三の
「集まれ!世直しブログ」


*コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。
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No. 112 ハリーポッターの翻訳者の逃税事件

「ハリー・ポッター」といえば、大ベストセラーの翻訳本。(私は読んでません)

この翻訳者であり、出版社 静山社の代表が35億の申告漏れを東京国税局から指摘されていました。

つまり、居住国が日本か、スイスか、という争いです。(スイスの税率が安いので)
6月12日の新聞によると、両国が、静山社の代表者の居住を日本だとする結論を出したそうです。

3年間の追徴課税は7億円強とのこと。
いやはや、すごい話です。

たった1つの本のシリーズで、これだけ稼ぐ。出版は宝くじ?

が、やはり、その利益は市場として稼がせてもらった国に税として支払うのが筋でしょう。

スイスで売れて、利益が出たならスイスで払えばよいのですが、静山社は日本の会社。
日本の読者に売りまくって儲けたわけです。日本に税を支払うのが常識。
と私は思います。

どんなよい本でも、人は金には目がくらむ? 典型のような気がする一件です。
私がもし、大ヒット本を「ほんの木」で出したら、やはり金に目がくらむ? でしょう。

そう思うと、ヒットの出ない「ほんの木」をコツコツやってるからこそ、こんな、正義の味方のような、えらそうなことをブログで書けるんでしょうね。

それにしても「ハリー・ポッター」も踏んだり蹴ったり。
しょせん出版ビジネスでした。出版人の「志」って、難しいんですね。
子どもたちの心を、金儲けに代えた、と言われかねない事件ですから。



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by alternative-edu | 2007-06-18 17:58 | 最近のニュースから
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