競争のない教育と子育てを考えるブログ
2009-06-01T19:53:09+09:00
alternative-edu
教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
Excite Blog
国は大学まで授業料を無料にせよ!
http://alteredu.exblog.jp/10351352/
2009-06-01T19:52:59+09:00
2009-06-01T19:53:09+09:00
2009-06-01T19:53:09+09:00
alternative-edu
日本の教育
全国の大学と短大、高等専門学校の2008年度の中途退学者のうち、経済的な理由で退学した割合は15.6%(前年比1.6ポイント増)
中退 経済的な理由
07年 6万3421人→ 8883人(14%)
08年 4万9394人→ 7715人(15.6%)
こんな記事が朝日新聞(5月26日付)に載っていました。この数が多いか少ないか?どう思いますか?
高校生の経済的理由による退学者も含め、政治の、いや政府の政策的貧困による、市民の貧困を強く感じます。親を選べない子どもたちが、親の経済的な事情や不運、世の中の不況で、将来の進路に赤ランプが付く。あるいは、灯が消える。格差や貧困が世襲される。何ともやり切れない悲しさがあります。
政権交代、政治、政策の転換で、何とか救えないものでしょうか?
アニメの殿堂予算で117億円。週末高速道路1000円などに税金を回すより、未来を生きる人材にこそ税金をかけるべきです。若い人は国の未来を作る宝です。
「子どもの貧困」とう岩波新書(阿部彩さん著)に書かれていますが、日本という国は歴代、所得の再配分効果(税を取り、福祉などに再配分すると、貧困層が一定程度、所得がプラスに転じる効果)に目をつぶり、OECDで唯一、貧困層がほとんど救われない、国家政策となっているそうです。又、これを検証し、公開しない政府の考えも疑問です。国民に知らせない。不都合を隠す。年金問題と同じ。とにかく、教育費を大学まで無料にし、競争から共生の国へカジを取る政党を、私は大いに支持します。
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政府は15兆円の補正予算を教育に投入すべき
http://alteredu.exblog.jp/10105045/
2009-04-23T12:59:50+09:00
2009-04-23T13:01:25+09:00
2009-04-23T13:01:25+09:00
alternative-edu
日本の教育
何度も書きます。高等教育まで、教育費を無料に!
15兆円の追加補正予算を、赤字国債で組むそうです。麻生政権。
私は、将来にツケを残す赤字国債を発行するなら、将来の世代が、その果実を受け取れる政策にすべきだと考えます。
やれ車を買え、ITを買え、TVを買えと言った内需拡大つまり、業界保護みえみえの現世利益、いや、業界利益、丸見えはさもしい。
悲しい国家。理想も、将来への視点も無し、
結局、地球温暖化対策と言いつつ、買い換え需要の創出。資源のムダ遣いの促進策です。
私は、日本のビジョンの1つとして①大学までの教育費を無料にする②競争を止める、ことを提案します。
教育費が大幅にダウンすれば、①若い世代の家計が助かる ②子どもをもう一人? という少子化対策の可能性が生まれる ③収入減や、貧しい家庭にも教育の機会均等の保障ができるし、その中から人材が育つ ④日本の未来を拓く。「知力」アップにつながる。
その上、バイリンガル国家を目指すことは、言うまでもありません。4月末発売、リヒテルズ直子さんと尾木直樹さんの対談本『いま「開国」の時、ニッポンの教育』もぜひご参考に。
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「新型インフルエンザ」に超注意!
http://alteredu.exblog.jp/9485320/
2009-01-23T17:57:00+09:00
2009-01-28T11:41:03+09:00
2009-01-26T18:10:04+09:00
alternative-edu
最近のニュースから
さて、ご承知でしょうか?08年の11月末の小社DMで、お客様に「新型インフルエンザから大切な家族とあなたを守るミニブック」という小冊子を送りました。おかげさまで、かなり評判が良いようです。(配布にご協力いただいた皆様ありがとうございます。またブログなどでご紹介していただいた方、深く感謝いたします。この小冊子、まだいくばくか差し上げる余裕があります。ご希望の方は是非ご連絡下さい→ほんの木まで)
仮に日本で大流行になると、学校閉鎖で子どもたちは少なくとも2か月は学校にいけません。自宅籠城です。外出もダメ。
私はこの小冊子を年賀新聞に同封し、合計290名ぐらいの友人知人に送りました。さらに、私共「ほんの木」の取引先である「らでぃっしゅぼーや」全会員にも、マスクの注文チラシにはさみ込み、差し上げています(費用けっこうかかりましたが・・・))
この小冊子が少しでも新型インフルエンザ防止に役に立つことを、切に願いながらのことです。特に子どもの安心・安全が第一ですから。
この小冊子は私の編集制作、いわば「手作り品」です。が、その当事者である私が、咳に悩まされてしましました(笑い事です)昨年秋から冬にかけてのこの小冊子制作などでクタクタになり、その後、出張でガタガタになり・・・で風邪を引いた・・・と。
12月1日~8日の間に、山形に一回、北海道に一回の出張が重なり、私としてはかなり珍しくクタクタになった所で、12月16日過ぎからちょっと咳が出始めて、やがて激しくなり、やっと治ったのが12月26日頃。しかし29日に、寒風吹きすさぶ中、薄着で4時間仕事を(しかも外で)していたら、正月にまたぶり返し、今度は発作症状に(気管支ゼンソク症状?)・・・で、やっと今、1月20日すぎから楽になっています。
1月4日から、土日もなしに働いているせいか、長い長~い咳でした。熱もなし、のどの痛みもありません。ただ、時々のどが「ムッ」とむせると、咳が止まらなくなる症状です。皆様もどうぞお大事に。
1日だけ土曜の夜から10時間眠れた日がありました。次の日からかなり楽になりました。1月23日の毎日新聞の13面に「睡眠不足で風邪ひきやすく」という記事がありました。アメリカのデータで1日8時間以上寝る人に比べ、7時間未満の人は2.9倍も風邪を引きやすいそうですよ。なるほど納得!冷え、睡眠不足、これが注意点ですね。いやはや。
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2009年、日本の教育はどう変わる?
http://alteredu.exblog.jp/9321865/
2009-01-01T00:41:13+09:00
2009-01-01T00:33:13+09:00
2009-01-01T00:33:13+09:00
alternative-edu
未分類
何故、今も国家主義が前面にでるのか?不思議です。
政権交代し、民主党にかわったら、教育はどう変わるのか?
楽しみでもあります。
しかし、果たして頑迷な文部科学省が態度を変えるか?
官僚の権力で従来路線を変えずに行くか?見物です。
民主党は官僚の従来システムを打破する政策を掲げています。
ガチンコ相撲になるか?八百長相撲を取るか?
相撲の世界だけでなく政治にも注目しましょう。
私の提案は:
1. バイリンガル教育
2. 大学迄、全て教育費用は無料に。
3. 一クラス25人学級。
4. 入りやすく出にくい大学改革。
5. 大学入試には英語は無し。
変わってTOEFLのような世界基準の認定試験で入試に変える。
北欧、オランダ、ドイツあたりの教育システムを学び、アメリカシステムから脱却を。
6. 経済格差を教育に持ち込まない。機会平等。
7. 子どもを沢山持っても教育費用に苦しまない制度設計を。
8. 教育は国家の最大の未来投資。人材こそ資源と認識する国作りを。
以上を民主党に提案します。
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「ケータイ、メール 小・中学校禁止」に私は大賛成
http://alteredu.exblog.jp/9233236/
2008-12-18T13:21:16+09:00
2008-12-18T13:22:13+09:00
2008-12-18T13:22:13+09:00
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日本の未来
以前ブログにも書きましたが、実は私の意見も同じで、小学校・中学校では少なくとも持たせる必要はないのではないかと考えています。むしろ、国で法律を作り全国、全面禁止が良策と考えます。やはり自由と規制でいうなら、規制すべきだと思うのです。もし持たせるならばGPS機能で居所が分かる、あるいは電話の通信以外できない電話携帯、メールのできないものを特別に作って中学まではそれしか使ってはならないとすればいいのではないかと、私は思うのです。
メーカーの言いなりになったり、ITビジネスサイドの言いなりになる必要は全然ないと思います。それからIT系の得意な人たちは必ず、こういう時代になったらITがあることが当たり前であって、携帯があってメールができてパソコンがあって、それを使い回すことは当たり前の時代だから、それらは必要だ、そしてそのルール、あるいはリテラシー、使い方をきちっと学習することが大事だと主張するんですね。それ、ちょっと待って! それだったらあなた自分で、その正しい学習をさせないと。学習をどうさせていいかわからない人間が、そういうことを言うのは止めなさいと、私は言いたいです。これは家庭でも、学校の現場でも親や教師たちは困っているんじゃないかと思うんですね。
しかも学校裏サイトなどができて、子どもたちが勝手気ままに人をいじめたりすることができる。つまりメールの持っている匿名性を徹底的に悪用する連中がいるわけです。必ず。その被害者が必ず出る。車と同じ。便利、楽、でも年間100万人が事故を起こし、8000~1万人が日本でその日のみのカウントですが、事故死しています。私は、余計なマイナス面を生む道具は要らないと思うんです。それが文明だとは思わない。少なくともそこには人間の文化はない。
従って私は小・中学生までは禁止。高校になったらアルバイトもするだろうし、自分でお金を貯めたりすることもあるだろうし、ある程度の分別というのは分かるとなると、そこからスタートするというのはあるのかなと考えています。つまり自動車と同じで考えればいいわけです。原付なら15歳か16歳くらいから乗れるんじゃないかと思うのですが、今、免許持っていないので詳しく知らないですが。かつて、原付はそうでした。
私はやはり携帯、メールというのは悪く言うと、小学生、もっと小さい子も含めて、中学生らに車を運転させるのと同じだと思うのです。車を運転させてどんどん走らせると、ぶつかったらぶつかったでしょうがないと。そんな原理はあり得ません。デタラメ運転はさせられない。メールも同じです。運転の仕方を教えない方が悪いんだから、家庭で運転の仕方を教えろ、学校で運転の仕方を教えろと、交通標識間違えないようにしろと言っているのと同じことですね。子どもにケータイ、メールOKの人は。
これはもう人を傷つける、もしかしたらそれによって、子どもたちの中には自殺する人もいるわけです。そういうものを野放しにする社会というのは、IT、ITと言いながら文明社会ではなくて、金儲け主体の拝金IT社会、つまり野蛮な社会だと思うんですね。そういう点では橋下さんがそういう判断を下したということは、私は正直いって敵ながらあっぱれというふうに思いました。それに対して河村官房長官もいいんじゃないんですかという話をした。これがどういう確信をもってしたかは別にして、一応それに対してオーソライズしたということ自体は、これもまあ私は自民党の敵ではありますが、私としては一応同感であるということを申し上げたいと思います。
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札幌で活躍するエコなドイツ人女性
http://alteredu.exblog.jp/9233249/
2008-12-17T20:22:00+09:00
2008-12-18T13:24:01+09:00
2008-12-18T13:24:01+09:00
alternative-edu
シュタイナー教育
彼女は実は、ほんの木にも半年間いました。日本に来てホームスティをしていたのが私の家で、半年間、我が家族と一緒に生活をしました。そして毎朝ほんの木へ出勤して仕事してもらいました。その中でも特に書店営業してもらい、ドイツの美しい女性が大変日本語が上手で、当社の本の販売促進、あるいは注文取りのお願いに行っていたので、おそらく書店の皆さん、びっくりされたんじゃないかと思います。そんな刺激的な活動を半年ほどして、その後熊本の大学に行って、大学院に入り、そしてドイツに戻って、また日本にやってきてという、非常に日本贔屓の素晴らしい人格の持ち主です。
本当に久しぶりに会いました。札幌のちょうど大通りのテレビ塔のすぐ下のところで、ミュンヘンと札幌が姉妹都市だということもあって、ドイツ祭りのようなことをやっていました。大通り公園はご承知のように夏はすごく人が出るのですが、冬はイベントがなかったそうです。特に今ごろ、クリスマスに向ってのイベントということでこういうことを開始したようです。いわゆるドイツのクリスマスを日本でするということで、いろんなブースが出ていて、その中でいくつか面白いことがありました。
一つは、ビルギットさんたちのNPO法人が展開している、そのイベントの中で使われる食器は全てリターナブルというものです。つまり洗って、食器を使い回す、一切捨てることをしないということで、ビギさんのチームは全体のブースの食器を洗うボランティアの活動をしていました。
また、面白いなと思ったのはホットワイン。紅茶のように、ワインをホットワインにして飲むというのがドイツにはあるらしく、初めて飲んでみましたが、非常に面白い味で、日本でけっこう流行るんじゃないかなという気がしました。
そんなものを紹介していただきつつ、約3時間くらい、一緒にご飯を食べながら、ビギさんの日本における活動をいつかは出版したいということで、打ち合わせをして、非常に手応えのある内容をいろいろ教えてもらって戻って来ました。
また、折につけてご紹介したいと思いますが、札幌だけにとどまらず全国展開して、日本中のいろんな市町村含めて、ニーズのあるところにドイツの環境対策、交通対策、あるいは市民生活の中で先を行った展開をしているノウハウや行政政策を、是非情報を提供して、刺激を与えて欲しいなと思いました。
本当は、もっとユニークな環境教育や子育ての話もありますが、また次回に!
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「ひびきの村」も冬支度
http://alteredu.exblog.jp/9233220/
2008-12-17T19:17:00+09:00
2008-12-19T09:11:56+09:00
2008-12-18T13:19:35+09:00
alternative-edu
シュタイナー教育
目的は大村祐子さんの次の本(2月予定)の原稿の打ち合わせと、もう一つは当社の通信販売を使ってもらい、ひびきの村の会員の方にDMを出させていただいて、その通販の売り上げの20%をひびきの村の財政に支援するという企画のためです。
当社としては初めての試みになりますが、9月以降の世界経済、日本経済の悪化のなかで、寄付や会費が減ってくるであろうNPO、あるいはNGO、市民運動団体は、おそらく経済的に非常に逼迫してくるだろうと予想されるからです。
我々の通信販売にいわば相乗りしていただいて、少しでも財政をサポートすることはできないかという、最後の詰めのミーティングをスタッフの皆さんとやってきました。
また、ひびきの村の雪のシーズの写真を撮ったことが今までなかったので、雪が降ったら是非写真をと思っていました。大村さんが雪乞い(雪来い!)をしてくれたと言っていましたが、本当に雪が降って、ある程度積もりましたので、雪景色のひびきの村というのを初めて撮影するこができました。
そんなことも含めて短い時間でしたが、丸一日いろいろ有意義なことをさせていただきました。特にお昼、大村さんがキッチンに入って、ひびきの村でつくったバイオダイナミック農法(シュタイナー農法)の野菜を料理していただいて、皆でご馳走になりましたが、さすが、本当に美味しかったです。大村さんの料理はプロに近い!
とりあえず、そんなひびきの村訪問がありました。ひびきの村の問題についてはまたあらためて情報をお送りしますが、今は来年2月出版予定の、ひびきの村のカラー写真の入った、大村さんの新しいエッセイ本を制作進行中です。大村さんの「ひびきの村」10年史が綴られる予定です。
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No.152 尾木直樹さんとリヒテルズ直子さん
http://alteredu.exblog.jp/9128503/
2008-11-30T19:51:00+09:00
2008-12-03T19:53:29+09:00
2008-12-03T19:53:08+09:00
alternative-edu
シュタイナー教育
「未来への日本の教育をどうしたらよいか」
大きなテーマをお二人が実直に語って下さいました。
いずれ2009年、本になります。ほんの木刊です。どんな深い対談か、お楽しみに!
この所、尾木「直」樹さん、リヒテルズ「直」子さん、そして山下「直」樹さんと、「直(なお)」の名のつく人が続いています。
そういえば、ほんの木を10月一杯で一時退社した岡田さんも「直」子さんでした。
(この岡田さんが、実は、尾木さんとリヒテルズさんとの出会いをコーディネートしていたのです。ご苦労さまでした)
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No.151 リヒテルズ直子さんと山下直樹さんの講演会
http://alteredu.exblog.jp/9128495/
2008-11-30T19:50:00+09:00
2008-12-03T19:52:12+09:00
2008-12-03T19:52:12+09:00
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オルタナティブ教育
小社の一階にある、ウッディーなフリースペース「PAN」で小さな、しかし、素晴らしい講演会を行ってくれました。
2週間前に急遽参加者の呼びかけをしたにも関わらず、熱心な30人以上の友人、知人、初めての人も参加してくれました。
8時30分からリヒテルズさんの出版を祝って記念パーティーを開催。
本は当社ではなく光文社から出た「残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ」という本です。(この本、いい本です。ぜひご一読を)
さてその11月20日、ボージョレ・ヌーボー(フランスのワイン)の解禁日、ということであわてて酒店へ・・・。そのあとデパ地下で料理の買出しに・・・。
で、主にワイン主体のパーティーでした。
が、実は、11月17日にこの日のために、出張先の山形県米沢市で高畠のオーガニックワインを私は仕入れてまして、
ボージョレー・ヌーボーと比べましたが、高畠の方がおいしいと皆さんが言ってましたので、一応ワインファンの方にお伝えしておきますね。(安い、うまい、無添加)
パーティーは和気藹々(あいあい)← (一応麻生首相が読むといけないのでルビを振っておきますね。)
リヒテルズさんはオランダ大使館主宰のシンポジウムや各地での講演、取材などを終え、11月22日にオランダに帰国されました。お疲れ様でした。
続けて11月26日、朝10時から横浜で発達障害の子どもたちへのシュタイナーの治療教育家、山下直樹さんの講演会がありました。(神奈川県内の小学校のお母さん方が主体)
私と当社取締役の丸山の2名で出店。本の販売です。
当社から山下さん著「気になる子どもとシュタイナーの治療教育」他が出ていますから、
一冊でも多く売り、発達障害に悩む子らやお母さんの力になりたいと思ったのです。
講演会はとてもすばらしい内容でした。また、中高生の発達障害を持つ親のための本を作ってくださいと提案を受けました。]]>
No.150
http://alteredu.exblog.jp/8741972/
2008-10-11T17:20:00+09:00
2008-10-11T17:22:55+09:00
2008-10-11T17:21:23+09:00
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慶応大学長、安西祐一郎さんの本は、なかなかです!
今、慶応大学学長、安西祐一郎さんの本『教育が日本をひらく―グローバル世紀への提言』(慶応義塾大学出版会刊)を読んでます。
かなり含蓄に富む中身。ぜひ多くの人に読んで欲しい一冊です。
幼、保~小~中~高~大学へと各教育論あり、また変貌する世界と日本の未来から、今を展望する視点には、考えさせられる問いかけが多々あります。
ご自身の慶応大学に関する話もいくつかありますが、PRくささは薄く、日本の教育の行く方を知る手がかりになります。
ご訪問感謝です。クリックお願いします!→
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No.149 『教育格差が日本を没落させる』
http://alteredu.exblog.jp/8722725/
2008-10-07T13:58:25+09:00
2008-10-07T13:59:08+09:00
2008-10-07T13:59:08+09:00
alternative-edu
未分類
『教育格差が日本を没落させる』という本
おすすめします。洋泉社、福地誠著(新書)
最終章の「教育に投資せず日本に未来はあるか」をまっ先にお読み下さい。著者の想いがつまっています。
私は、ほぼ全面的に共感します。「その通り、その通り」とうなずきながら読みました。
また、この著者の参考文献の選択眼も鋭いのです。
日本は、未来に投資をしない、親に与える拷問だ、とも断じています。
つまり、国は人材の投資を親に一任している、ということ。
大学、短大進学率53.7%、専門学校への進学率は21.7%、合計75%の子ども、つまりその親が自己負担を強いられています。
入替え戦のない格差の社会階層がこのままでは、最悪の国に没落する。それがわかりやすく描かれている一冊です。
ご訪問感謝です。クリックお願いします!→
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No.148 世襲議員、全員落選運動を始めよう!
http://alteredu.exblog.jp/8699120/
2008-10-02T16:14:01+09:00
2008-10-02T16:07:33+09:00
2008-10-02T16:07:33+09:00
alternative-edu
日本の未来
おまけに? 気持ちも参りました。
いやはや、目の調子が悪く、ことによると白内障? いや、緑内障?
と気が滅入っています。
電車の中で座って読む本、これって至福のひと時でしたが、今は自制しています。
従って、出版社として出す本の校正仕事が、以前のように思うようにはかどらず、
校了がやっと、という有り様です。かつ、私の後継者も育てられず…。いやはやです。
編集者の生命の1つは目。文字を読む能力です。これは基本中の基本。
もうひとつも、目。世の中の事象を読む能力。
社会、世界、物事の是非と善悪、つまり認識眼。こっちは何とか、と思うのですが。
さて、今日はやっと気力を出し、ブログを1本書きます。
週刊文春10月9日号(今日発売)の「衆院選300選挙区完全予測」。
政治広報センターの宮川隆義氏の記事、光りました。
つまり、予測もさることながら、「世襲」について厳しく指摘、言及している点が光ったのです。
世襲を正面から批判し、かつその世襲候補を定義し、さらに、世襲印をつけて全立候補予定者を予測しているのです。さすがです。
正直、私が有権者になって43年。初めてのマスコミ界の快挙です。
私は有権者になった20歳の時、日本の民主主義を深く悲しみました。
「この国には民主主義という言葉はあるが、中身が空っぽだ」と感じたからです。
制度としての民主主義の実態も空洞。政治や選挙システムに国民は全く無関心。
マスコミは書かないし、恐らく問題意識もない。(いや、書けない事情がある?)
選挙という、最も民主主義の根幹の、公正な仕組みにすら配慮しない。民主主義の意味づけをしない日本だったからです。
以来私は、就職し、仕事を選ぶ時は「いつかこの国にもっとまともな民主主義が育つことができるようにする仕事を選びたい」と考えて出版の仕事に決めました。そして独立して自分で始めました。
政治を正すことが、この国の未来をより良く変える。
次世代にせめて1つだけプレゼントを残したい。
「民主主義」を実態のある姿にして渡してあげたい。
今も強くそう思っています。
政治を変えるには、有権者に、できるだけ公正な公開された情報を伝える必要がある。
だからマスコミとジャーナリズムが大事である。社会の暗闇の中の灯である。
が、この国の大手新聞やテレビには、どうやらその機能も志も認識もないようです。
週刊誌や休刊した「噂の真相」のようなゲリラ・ジャーナリズムにしか、その役目を見つけられませんでしたし、今もほぼ同じです。
そして教育。
教育は人間の、社会の根幹です。
未来の社会の良し悪しは、今の教育の中身にかかっています。
世界と逆行する教育、これも日本の特徴です。
そしてこれらの諸悪の背景は
①官僚が主権者、支配する国の仕組み、
②それを支える、利用する自由民主党。その利権と世襲の政治。
③税金を私物化する企業人たち。
④悪を見て見ぬふりをしてきた、我が身大事のマスコミとジャーナリズム。
⑤すべての、この前近代的封建主義を存在させてきた日本人。
私はこのような、非人間的、非民主的な日本システムは、嫌いです。
さて、今週号の週刊文春。
宮川さんの世襲印(マーク)と世襲批判。ぜひ読んで下さい。
日本を変えるには、政治の構造改革、つまり
①政権交代。
②世襲議員を落選させる。
③官僚の国家の私物化の息を止める。が、最低限必要です。通過点です。
しかるのち、よりましな民主主義という光を私たちは手にすることが可能になります。
その私の43年間に及ぶ、不正義を許せない気持ちが、この宮川さんの記事で少し楽になりそうです。
選挙はフタを開けないとわかりませんが…。何が起こされるか、敗け犬がかみつくか、わかりません。スキャンダルをあばいたり、あらゆる手段を、自民・公明は仕掛けるでしょう。
この間、20年ぐらい、市民派という人々のそばに私は常にいました。市民運動、市民政治、NGOのような。
が、市民派の多くは、1票の格差より、中選挙区を。(つまり、小選挙区より市民派が少人数だが受かりやすい、だから中選挙区に戻せ)
(しかし、政権交代には夢を持っていない?)
小選挙区にし、政権交代を優先すべき、一票の格差を正すべき論の私は少数派でした。
世襲絶対禁止の私の考えは、ほぼ誰からも何も言われませんでした。中には、「いい世襲もある」という人もいました、市民派に。今、私は日本バイリンガル(日・英)国家論を訴えていますが、この10年間、ほぼ話題になりませんでした。(今年あたりから、ボチボチ共感してくれる人も…)
しかし、昨年夏の参院選で2回目の与野党逆転がありました。1989年の社会党大勝についで、今回は民主党が過半数を取ったことは、記憶に新しい逆転選挙でした。
1989年も2007年も共に、1人区(小選挙区と同じ原理)で自民公明を破り、逆転議席を生んだのです。つまり、小選挙区的状況があったからでした。
参院は残念ながら、今も4倍を越す不公正な一票の格差がありますが、1人区が多いため、このような与野党逆転を生むのです。(早く、1:1にしましょう)
同じく、格差が2をちょっと越す(1:2)のが衆院の小選区制度です。(早く1:1にしましょう)
正しくは、この小選挙区の比例代表並立制は、フェアではない制度です。
ドイツのように、小選挙区比例代表併用制がかなり、理想に近いのは言うまでもありませんが、それは、民主主義のレベルの差。1993年、細川内閣当時の政治力学で、自民党の圧力が加わり、今の形になりました。
それでも、今回は衆院選の与野党逆転の風が吹きまくっています。
とにかく、政権交代の起こりうる国にまずすること。より良い政権を国民が選べること。
これにより、官僚の力を削ぎ、自民党、そして大企業との癒着を切り、かつ世襲の議員をすべて落選させませんか。
日本は、そうすれば変わります。市民有権者革命となります。
今回の民主党の政策は、かなり私の長年の訴えと誓いのでびっくりしています。ほぼ賛成。
マスコミも、思い腰をあげそうです。今、小泉郵政目くらまし選挙で愚かだったマスコミ自身が反省してますから。マスコミこそが目くらましに合っていたと…
唯一、最後のチャンスでしょう。日本改革。
世襲を禁止し、一票の格差を正す。(1:1に)
そして、首相を公選する。これが私の政治の3つの夢でした。
★お願い★
あなたの選挙区にいる世襲議員、それが誰であれ、良質であれ、まずは一度落選させませんか!
ご訪問感謝です。クリックお願いします!→
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No.147 子どもの塾通い、低学年化。悲しい現実!
http://alteredu.exblog.jp/8460940/
2008-08-13T18:19:44+09:00
2008-08-13T18:20:14+09:00
2008-08-13T18:20:14+09:00
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最近のニュースから
但し、小6・中学で通塾率減少。小学生女子、目立つ習い事離れ、ともあります。
文部科学省の07年度調査です。
小学生の通塾率は25.9%。1993年比で2.3ポイント上昇。
学年別では2年生が19.3%で、5.2ポイント増。
1年生 15.9%
3年生 21.4%
5年生 33.3%
6年生 37.8%
中学生 53.5%
塾からの帰宅時間は、午後10時以後の23.0%が最多。帰宅時間が遅くなっている傾向が見られるとのこと。
習い事をしている小学生は72.5%。(1993年より4.4ポイント減)くわしくは省きます。
しかし、夜10時以降の帰宅、ってやっぱり異常です。
ベッドに入る時間ですから。本来。
睡眠時間が子どもの頃から不十分で、ゲームをやったりメールでピコピコの毎日、彼らが大人になった時、世の中が大きく変わってゆく予感がします。
誰のため、何のための塾でしょう。北欧のように、塾もないのに、学力も高く、無料で大学まで、誰にも門戸が開かれ、やり直しもきく。
そんな社会が現実にあるのに、日本の為政者たちは何のために子どもの未来や幸せ、健康、心の豊かさを蝕むのでしょう。
こんなグチは何千回言っても何も世の中変わりませんが、それにしても、悲しい国ですよね、日本って。民主主義がなく、教育でも民主主義を教えないのですから。
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No.146 「ネットいじめ」をみんなでぶっつぶそう!
http://alteredu.exblog.jp/8441235/
2008-08-09T13:50:13+09:00
2008-08-09T13:50:42+09:00
2008-08-09T13:50:42+09:00
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『大人が知らないネットいじめの真実』渡辺真由子著(ミネルヴァ書房)という本を読みました。これ、必読です。ぜひぜひお読み下さい。
私の読後感は、「ネットいじめをぶっつぶそう!」です。
再三、私は「インターネットを小中学生がやる必要が無い。また、すべき理由も無い。ケイタイは車の免許証と同じで例えば16歳(高1)からでもよい」
というエキセントリック(?)な言説を訴えています。
すると反論があります。
①言論表現の自由が大事。規制するな。
②IT社会やグローバルな競争社会で早い時期からITに触れるべき。日本遅れる。
③不得手者のたわごと。お前はパソコンできないから言うのだろう?
④良い面もあるのだから悪い面を何とかすべし。良い面、メリット追及の犠牲は仕方ない。
⑤新しいメディアができると、必ず否定的見解が出る。今にテレビのように馴染む。
等などです。
①に対しての私の意見は、金儲けで表現の自由を利用するな。「金儲けの自由を守れ」と正直に言え!言論、表現の自由とは、何からの自由か勉強せよ!
②少しでも早い時期。子ども時代からITになじめ論には、「ではビル・ゲイツは小学1年生の時からケータイやパソコンやメールをやってたのでマイクロソフトを作ったのか?」その時代には、無かったでしょ?(自伝読んでないのでわかりませんが)
③不得手者のたわごと。おっしゃる通り。でも、不得手だから真実が見えるのです。「傍目八目」。
④良い悪い論。人権がズタズタにされることがこんなに多いメール利用。匿名がなくなるルールができない限り、いじめやサギや犯罪がなくなりません。便利より人の命や人権が優先されるべき。ヤクザが、外資が闇の中で、ネット株や投資で増殖しているのも匿名。
⑤テレビ車、広告は3大巨悪というのが私の持論。テレビに人間が支配されてませんか? 車、広告にも!
この「ネットいじめの真実」の中で、若者はメディア・リタラシーを高めるべき、と再三主張します。
また「ネチケット」(ネット上のエチケット)やフィルタリングサービスを親は利用しましょうということや、親子でルールを決めること、などを訴えます。
また、アメリカ、カナダの事例、日本国内の成功事例もレポートしていて、とても参考になります。
が、私はもう一つ、「人間は性善説でとらえるべきか」「性悪説を前提とすべきか」について、著者の見解の立脚点を知りたいと思いました。また民主主義と匿名社会についても。
私は「性悪説」論です。従って、家庭や学校の教育で約束や学び、リテラシーのみで、ネットいじめが減る、という考え方には疑問です。(効果はゼロじゃないでしょう)
ネットいじめは、インターネットの利用制限(年齢)つまり、ケータイもパソコンも例えば16歳以上とするルールで、子どもたちが全員オールorナッシングの中で生活しないと、なくならないでしょう。少なくとも、ネットを全員使えなければ、ネットいじめ、匿名の24時間いじめは激減します。
もちろん、子ども社会での「いじめ」は他の方法で存続するでしょう。
しかし、24時間、息抜きしたい家庭の中で、眠る時まで、風呂でもトイレでも教室でもケータイに支配されたかのような子どもの生活、大人が守らなくては誰も子どもを守ってあげられません。
便利さ、快適さ、金儲け、大人の利害を前提に、未来の子どもたちの可能性や生命を放置してよいのでしょうか?
私の意見に反対の方は、ご自分で1人でも苦しんでいる子どもを救ってあげてから発言して下さい。
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No.145 20年後の日本は、コミュニケーション欠落社会?
http://alteredu.exblog.jp/8372886/
2008-07-27T11:30:07+09:00
2008-07-27T11:30:33+09:00
2008-07-27T11:30:33+09:00
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第1回目は「子どもとゲーム」です。
この企画、期待して読もうと思っています。
さて、この第1回に書いてあったこと。
①’04年12月発売の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」2269万台、同プレイステーション・ポータブル 949万台。合計3218万台。のべ、1家に1台弱。
②ゲームをする5歳児が’07年に50.6%にも。
もはや止まりません。
未来の日本は確実に、ゲーム脳社会に移行しそうですね。
恐らく、人と直接会って、コミュニケーションをとる社会から、ネットで物事をすませる社会。
人と人とのコミュニケーション上で多くのトラブルが当たり前になる社会。
私には、少々不気味な未来が感じられます。
対策は多分3つ。
①コミュニケーション欠落社会を当たり前と考え、自分もその一員になってしまう、成り行きにまかせる。その上で、対策を考える。
②外国でも、国内でも、コミュニケーションが成立している社会に脱出する。
③欠如社会と闘う。
あなたなら、どれを選びますか?
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