教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
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【編集長】
柴田敬三(しばたけいぞう)
㈱ほんの木(代表取締役・編集者)

「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。
現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。
また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。
また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。

shibata@honnoki.co.jp

ほんの木

柴田敬三の
「集まれ!世直しブログ」


*コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。
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<   2006年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

No.38 心に届く「しつけと愛の伝え方」

2月20日付けで当社、ほんの木から、「子どもたちの幸せな未来」ブックス③として、『心に届く「しつけと愛の伝え方」』という単行本を出版しました。今、全国の主な本屋さんに並んでいる(といいなあ)と思われます。

子育ては、年齢にあわせて大切なポイントがあるということをわかりやすくまとめました。

児童精神科医の佐々木正美さん、東京大学教育学部付属中等教育学校校長の汐見稔幸(としゆき)さん、京都大学霊長類研究所教授の正高信男さん、吉村小児科院長の内海裕美さん、心理カウンセラーの内田良子さん、エンパワメントセンター主宰、森田ゆりさん、オイリュトミストで(学)シュタイナー学園初・中等部校長の秦理絵子さん、他計15人が語る、お母さんへの応援の本です。

今しかできないしつけ、これからしなければならない、叱り方やしつけのノウハウ。それらは、子どもたちの心に届く、愛があってこそ意味があるのです。
この本の中には、お母さんのみならず、お父さんの役割も入っています。とにかく、役に立つ内容のみをそろえました。

ラストページには、オランダの教育や社会を研究する、リヒテルズ直子さんの文章がありますが、日本の目指すべき未来図ともいえる深いメッセージが込められています。ぜひご友人やお仲間と回し読みしながら、豊かな、今しかない子育てをお楽しみ下さい。
(お近くの図書館にご注文していただくのも本を買わなくて済みますから、良い方法ですね)

先日、滋賀県内で幼稚園児2人が不幸にも刺殺されました。
小学生の事件、家庭内での子どもへの虐待死や、日常的な親の暴力なども含め、この社会の抱える問題点がますます劣悪化しているように思えてなりません。どうにかしようではありませんか。子育てが終わったすべての親、大人にお願いしたい問題です。

子どもたちにとって、唯一のたのみは、大人です。母親や父親です。地域の市民です。
そして、教師や保母さんです。私が、そしてあなたが無関心でいれば、この状況は何も変わりません。「政治がゆがんでる、世の中が悪い」といえばそれまでですが、一人一人が「悪い世の中」に抵抗することから、何かが始まります。

e0086848_1247143.jpg



















ほんの木の「子どもたちの幸せな未来」シリーズのフェアの様子です。
埼玉県浦和の「須原屋コルソ店」様、ありがとうございました!
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by alternative-edu | 2006-02-27 19:21 | おすすめ本・本の紹介

No.37 日本、教育からの崩壊。金儲け教育と心の不自由

小学校で株の取引のシュミレーションをパソコンで教えているところがあるそうです。もうかった、損した、と。

どうなっちゃうのかなあ、日本の子どもたち。
小学生から、金儲けを教え込む。
アメリカでは、けっこう当たり前らしいですが。
日本も完全に金儲けについてもアメリカ追従万歳のようです。

金儲けなんて、人間いやでも欲の強い奴は、必ず教えてもらわなくてもやります。社会に出て仕事始めれば。
小学生で何をさせるんですか? 狂ってませんか、日本って。

英語を小学校で教えることに対し、新聞、雑誌などで専門家が一斉に反対している記事によく出会います。日本語が大事、物を考える力を母国語で。
そりゃそうです。たいていその辺が主な理由です。

おまけに、古典を教え、古き日本の文化を学ばせるのも大切だそうです。(なんで?)

私はよくわかりません。この理由。中学に入って、漢文、古典やって、どうするんですか?それは高校や大学の選択課目で十分でしょう。生涯学習で学んでも、遅くありません。

そのくせ、金もうけのやらせ方は、どこにも批判的記事がのりません。

要は、日本語の時間を減らさずに、しかも、国際化する社会にも対応できる人材をどう育ててゆくかです。まず、真の民主主義を教える。英語は少なくとも、第二外国語として、会話レベルを高校までに確保できるよう、カリキュラムを組む。必ずその必要性のある時代がきます。(この件も、論理的に、いつか本に書きます)

何より、民主主義。ポイントは、「現在の政府が何であれ、それをも批判し、改革できる力を教育の中で子どもたちに与えること」。現政府自民党の言いなりにさせる教育は、民主教育の名を借りた、管理教育です。
民主憲法を改憲し、教育基本法をいじり、日の丸君が代・愛国心・伝統文化大切論が物語っています。

もうすぐ卒業式。
また各地で、日の丸君が代の強制が行われ、反対した先生の処分が出るのでしょう。心の自由は、小泉首相の靖国参拝には存在し、保障され、なぜ教育の現場に存在しないのでしょう。これも不思議。小泉さん、答えて!

そんな先生たちを見て、しかも子どもたちは、金儲けのやり方を学ばせて、心の自由や民主主義を身につけられるのでしょうか? 
日本という国は、未来ビジョンゼロ。
完全に崩壊飛行を始めました。悲しい話ですが。
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by alternative-edu | 2006-02-24 21:24

No.36 シュタイナー教育に関心のある方々にひと言

私が仕事をしている出版社「ほんの木」(オーガニック雑貨の通販もやってます)には、シュタイナー学校やシュタイナー幼児教育の所在や連絡先を聞くために電話をかけてくる人が多いのですが、いくつか共通している傾向があります。
今まで、出版社で、本を出しているのだから、サービスだしいつか読者になってくれるに違いないと思い、黙っていよう、がまんしようと考えていましたが、はっきりお伝えします。

① まず自分の名前を名乗らない。先に名前を名乗った人はゼロ。
② どうして「ほんの木」を知ったか、この電話番号にかけると情報が得られるのかを知ったかについて、無言。
(どちらかというと、①②とも、本を売り込まれたくない、でも情報は欲しい・・・という気持ちが感じられる)
③ 皆さんの共通は、ご自分の子どもにシュタイナー教育を受けさせたいという点。教育に関心。
④当方がていねいに対応し、調べて情報伝えたり、ファックスしてあげると、初めて感謝の言葉が。(当たり前?)

私たちは、わかることはお教えしていますが、シュタイナー関係の機関や情報入手先があまり存在していないため、多くのシュタイナー関連本の出版社があるものの、なぜか小社に連絡が入ります。(ありがたいといえば、その通り!)

シュタイナー関連の機関もあるにはあるようですが、恐らく日常的に機能していないと考えられます。また、そうした日本のシュタイナー界全体を把握し、知りたい人にサービスを提供する団体が作りにくいのもよくわかります。
運営資金をどうするか、毎日、例えボランティアだとしても、人を配置するのも大変です。さらに、情報の掌握、ストック、整理なども時間とお金がかかります。

まだまだ、シュタイナーが広がらないため、仕方ないことかもしれません。私たちもできるだけサービスをしようと心がけてはいます。

そんなことも分かっていたため、ほんの木では昨年12月に「家庭でできるシュタイナーの幼児教育」(1600円+税)という本を出版し、シュタイナーの専門家を中心に28人の方々の記事で「シュタイナー教育とは何か」についての、入門的な内容を多勢の方に役立てていただこうと考えました。
この本の巻末に、小学校、幼稚園(保育園etcも)、シュタイナーのおもちゃや本などを売っている主なお店、他、シュタイナー関連機関のメールアドレスなどを掲載しました。それでも問い合わせはよくあります。

一つは、この本がまだまだ広がっていないこと。(首都圏の大手書店や、シュタイナーの本を多く売っている書店では、けっこう売れ始めました)
またもうひとつは、汗をかいてノウハウを蓄積した所へ、本はかわずに必要な点のみを無料で聞くという、「情報はただ」論が、特にインターネット時代に入ってから、おかまいなしになったことも関係しているように思えます。

しかも自分の名前も名乗らずに、です。なにか少々、教育をよくしよう、シュタイナー教育を広めたいという気がむなしくなります。
礼儀不在というか、常識が欠如しているというか。(私の方の心が狭いのでしょうか)

特にシュタイナー教育のような、心の教育に関心を持つ人々がそうであるだけに、一体、これは何なのだろうかと。自分の子どもさえよければよい。自分に必要なことさえわかればよい。もしそんな気持ちで電話をかけてくる人ばかりなら、シュタイナー教育のメッセージが正しく伝わっておらず、ノウハウや方法論に終始しているのかもしれず、未来の発展も不安になると思うのですが。ここ7~8年のささやかなシュタイナー教育の感想の一つです。
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by alternative-edu | 2006-02-22 09:36 | 雑感

No.35 2月19日(日)9:30~神戸市青少年会館で

大村祐子さんの講演会!!

「ほんの木」でシュタイナー関連の本を多く出版するきっかけを作ってくれた人、いわば恩人が、北海道伊達市にある、ひびきの村代表の大村祐子さんです。

大村さんは忙しい中、ひびきの村・ミカエルカレッジでのシュタイナー思想や教育の担当授業の合間をぬって、全国で講演会を開いています。

ほんの木とは、大村さんが11年ぶりにアメリカから帰国した1998年からのおつき合い。会った瞬間、ピーンときた人でした。
「世直し」それも、教育から人々に力を与えてゆく人、というのが第一印象で、それは今も変わりません。

おだやかな笑顔、やさしい語り口で、悩めるお母さんたちに寄り添って講演会やワークショップをします。

今も、この数年来、北海道のSTVラジオで番組を持っています。(くわしくは、ひびきの村へお問い合わせください。電話0142-25-6735)

その大村さんが、久しぶりに神戸で講演会を開きます。
地元の神戸オイリュトミーの会の主催、ほんの木の共催で行います。

テーマは、「私たちの生き方が、子どもの未来を創る」です。

子どもの荒れ、教育崩壊や、引きこもり、テレビやゲームの害など、どうしたら、よりよい家庭、親子の関係を保てるのか。大人は今、子どもの幸せと未来のために何をしたらよいのか。
大村さんはシュタイナー教育の側面からだけでなく、現実的な視点で、この社会や大人がどうあるべきかを語ります。

ご参加希望の方、会場は神戸の三宮駅下車、東に歩いて5分です。
その会場なら行けるという方、お仲間をお誘いの上、どうぞおいで下さい。
お申し込みは、
神戸オイリュトミーの会、小林さん(TEL&FAX 078-576-7574)まで。

大村祐子さんの著書には、以下のものがあります。(すべて、ほんの木刊)
ご希望の方はほんの木まで。
TEL 03-3291-3011 
FAX 03-3291-3030

「わたしの話を聞いてくれますか
昨日に聞けば明日が見える
ひびきの村 シュタイナー教育の模擬授業
シュタイナーに学ぶ通信講座 第1期 1号~6号
シュタイナーに学ぶ通信講座 第2期 1号~6号
シュタイナーに学ぶ通信講座 第3期 1号~6号
オリジナル絵本「雪の日のかくれんぼう
オリジナル絵本「ガラスのかけら
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by alternative-edu | 2006-02-16 19:00 | シュタイナー教育

No.34 日本の教育はどこへ行くのか?

文部科学省は2006年中に学習指導要領をまたいじるそうです。

「ゆとり教育」から「言葉と体験」をキーワードに読解力と論述力の弱さ克服を目指し、すべての教科の基本に、言葉の力を据えるとの方針だそうです。
子どもたちに学習や生活基盤が必要だという理由が2月14日の朝日新聞朝刊に書かれていました。

パッチワークのような、パンクしたタイヤに次々とゴムを貼るこの文部科学省、いや、自由民主党政権指導下の教育論には、もううんざりの感もします。
「あー、またか」。犠牲は現場の教師と子どもです。

要は「教育」こそ、国の最重要課題であるにも関わらず、腰の定まらないまま、常に目先のニーズに合わせて改革もどきを繰り返すばかりだからです。

問題の根源は抜本策にあります。
それが不在、いや、それどころか自民党や右傾保守化社会を支える国民の目先の好みで、「教育」そのものがいじられ、病理に冒されています。

愛国心、文化伝統を何としても教育の中に取り入れようとし、管理され、個の成立しない教育を目指すこの古典派思想の未来ビジョンなき人々は、子どもたちをどこへ導こうとしているのでしょうか。

教育基本法を変える。日の丸君が代を強制する。歌い方、声の音量までチェックする。正常な民主国家ではありえない話です。
従って、日本国憲法も民主的すぎてじゃまだから、都合のいいように変えたい。

これらの先にある日本の姿に、子どもたちは夢や希望を持ちますか?
徴兵や金もうけの部品に子どもたちを育てればよいという気配すらうかがえます。
日本の目指す教育とは、「アメリカと日本企業が繁栄すればよい、という平和論」に聞こえます。

* * * * * * * * * *

言論統制列島(講談社刊)という、鈴木邦男さん、森達也さん、斉藤貴男さんの3人の鼎談の本があります。右翼一水会の創立者と、映像作家とジャーナリスト。異色の対論集なのですが、実に面白く読めます。

この中で、多くの「日本という国家を疑う」側面が書かれていますが、教育の部分について、いくつか斉藤貴男さんの見解をひろい出してみたいと思います。

一つは、「近い将来、就学時に遺伝子検査を行うべき」という発想、発言をする人が教育改革の座長だという話。ノーベル物理学賞をもらった江崎玲於奈氏のことを書いた部分に、びっくりというか、あきれました。

また「できん者はできんままで結構。百人に一人でいい。やがて彼らが国を引っ張っていきます。できない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養ってもらえればいい」元・教育課程審議会会長の三浦朱門氏の発言だそうです。

斉藤さんは、まるでこれは戦時中の国民学校だ、と喝破しています。

優生思想、エリート万能主義。

これらを、地盤、看板、カバンを親から引き継いだ2世、3世の多数の保守系政治家たちが憲法を変え、教育基本法を右旋回させ、学習指導要領をいじり回すのです。

恐らく、このままだと、日本には永久に民主主義社会はやってきません。子どもが夢を描ける、やり直しがきく、多様な選択肢のある未来が担保されません。

* * * * * * * * * *

2月12日の朝日新聞29面の「教育」のページに「『経済格差』高校・大学で認識差」という記事がありました。

大学を断念する理由について、高校の7割が「学力より学費」と答えているアンケート結果です。

家庭の経済力によって二極化され、高等教育を受けられる格差が明らかに広がっているのです。

進学競争を前提とすれば、塾に通うことのできる経済力がないと、小学生から競争のある今日、とてもチャレンジできません。都会と地方の差もあるでしょう。また、私学の多い日本は、なおさら仕送りも含め、地方の人々は大変です。

市場原理、競争社会、「勝った者がすべてを取る」1割の勝者、9割の敗者のような社会に日本は進んでいます。小泉流改革の行きつく先です。9割の中に入るかもしれない国民の半分が賛成しているのも不思議です。

さき程の、日本の教育の方向付けとそっくりです。

これを、子どもの時から親の七光りの中で育った2世、3世のボンボン(いや、ボンクラ?)議員がよってたかって進めているのが、日本の政治であり、教育政策です。悲しくなります。辛いです。

* * * * * * * * * *

2月14日の毎日新聞30面に遺児支援団体「あしなが育英会」が2月14日、「あしなが心塾レインボーハウス」の完成式をむかえるという記事を小さくのせていました。
遺児向けの200人の定員の学生寮です。

この記事によると、1日2食付月1万円とのこと。うれしい、よかった、とても心あたたまる話です。

2003年度の、同会の奨学金を使って、高校へ進学した遺児の母親729人の平均収入は131万円とのこと。

日本の一般家庭の平均443万に比べ、30%にも達しません。
高校3年生の就職内定率も’03年は44.9%だそうです。

遺児に大学進学を、との目的でこの寮は建設されました。

病気や自殺、交通事故等で父親を失った子どもたちを、こうした民間の小さな善意の力でしか支援できないのが、日本の現状です。まともな政治が弱い人々に機能してません。目も向けられていないでしょう。

* * * * * * * * * *

どうでしょうか? 日本の教育。
何をすべきか。例えば、日本改革を声高に叫ぶなら、
①教育を最大の政策にし、
②子どもたちが夢と希望を抱いて未来を生きる国にする。
③そのために世襲や親の経済力に頼らず、一人一人が自立した人間として教育を受けられ、
④大学まで進学を望む者は国費で進学できる(北欧やドイツもそう)、
⑤小中学校までは一切、競争のない教育を行う(オランダやデンマーク、北欧などもそうですし、シュタイナー教育もまったくこれです)
⑥やり直し、再チャレンジが自由にきく社会。
ぐらいは担保してあげたいですよね。

こうした教育の形を、抜本的に作り変える時期に今、来ているのではないかと思います。

その上、日本は言葉を日本語に特定し、この島国に止まるのか。あるいは思い切ってバイリンガル国家とし、日本が世界であり、世界が日本となる未来を想定するのか。どっちに進むべきか。

優生思想、愛国心、伝統、文化、日本語、日の丸・君が代、これを強制し、心の自由を奪った国にするのか、それとも強制をせず、人々の自由な選択にするのか。
そんなことも私は考えます。

話が広がってしまいましたが、私は何度もこの教育の抜本改革を、同じテーマでこれからも書くつもりです。

今、もし自分が子ども時代にいたら、どんな未来を大人が用意してくれるのか、とても気になります。自分の心が自由に広がるのか、親の経済力や世襲で世の中の可能性が閉ざされるのか。

少なくとも、子どもたちにとっての幸せな未来を、大人は例え子育てが終わったとしても、常に自分自身の人間的な問題として心に止め、より良い未来を作り出す責任を放棄すべきではないと思うのです。

と書いた所で、これからトイレ掃除に向かいます。また忘れそう、やべー、やべー。
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by alternative-edu | 2006-02-15 18:57 | 日本の教育

No.33  追伸:「競争のない教育」ブログには争いを持ち込みたくありません

時々ですが、このごろ、私が書くブログに対し、批判的な見解を投げかけてくれる方々が増えてきました。うれしいというか、ありがたいのですが、申し訳ありませんが不毛というか、「いやはや、またか・・・」の気分です。

私は、ブログを行うに当たって、「コメントなし」を前提にスタートしました。
私の考えと異なる意見が、当然のことながら日本には多々あることを知っているからです。
また、かつて「ほんの木」の出版物に対し、読者から批判やバッシングもどきの電話、手紙、ファックスなどをいただき、その度に一つ一つ対応をしてきた結果、相手が納得する訳でもなく、当方は当方の主張を繰り返すことに終始し、非常に不毛な気分ばかりを味わいました。

例えば日本国憲法に対し、あるいは平和論やアメリカの戦略、自民党の是非、自衛隊、はたまたシュタイナー教育(というより、シュタイナー思想でした)、原発問題、日の丸君が代、等など、その時々、私のプロデュースした、編集した中身に対して、かなり強力な異論反論にも出会いました。

議論がすれ違うことが多く、最後は「ほんの木」の本を「どうか買わないで下さい」としかお伝えのしようがありませんでした。
寄って立つ思想、あるいは、その人なりの正しさの基準はどれかが絶対でもなく、全体主義でもない限り一つになりえません。それだからこそ、日本国憲法にも「言論・出版の自由」が存在するのです。

今はブログの時代ですから、自分の意見はブログで立ち上げ、何なりと表明できます。他者のブログになぐり込みをかけるのは、いかがなものかと感じます。私は私の浅学な中からの考えを表明しています。もし何か私への反論がおありなら、ご自分のブログで堂々と書けば、それでいいのです。

まして、自分は匿名、しかも他人や有名人の名前をあげ、「この人はこう言っている」、だからあなたの意見は誤りである風なコメントのつけ方は寂しいですね。「私はこういう人間で、あなたの意見に対してはこう考える」というものならまだしも。私はどんな有名人にも、その名前に跪いて自分の考えを引きずられることはない少し頑固な人間ですので、全くそのやり方は効果ありません。もちろん、その有名人の考えに同意している場合は別ですが。

事実関係の誤りならいざ知らず、物事の正しさの個人的な判断を、私は曲げる気もありませんし、また、かんたんに曲げるぐらいなら、ブログにも書きません。出版社も経営できません。

まして、匿名ブログ、匿名コメントなどの、卑怯とも思える書き込みについては何をかいわんやです。企業の罪悪への内部告発者や、それを書くと身に危険が明らかにあるケース、またはそうせざるをえない特別な事情以外は、匿名はインターネットの暗部(負の面というか)ではないでしょうか。アンフェアですね。

が、ともあれ、私はなぜブログで、思ったことを書くか(そして、教育ブログではコメントも受け付けているか)というと、同じ志、共感を抱いて下さる方がいると信じて、その方々とブログを通じて「共同体」ができるかも・・・というささやかな楽しみというか、期待を持っているからです。

もちろん、当社のスタッフが読んだり、普段めったに会えない友人・知人が見てくれたり、あるいは仕事先の人々が、たまに目を通してくれたら、とてもうれしいですし「今、柴田はこんなこと考えているんだ」と認識してくれることだけで、私には十分な満足があります。

ブログの多くが「自分日記」なのは、私のような少し時事的で政治的色彩の濃いブログを続けているとよくわかります。ネタにもつまります。
時間がない中で短時間に思ったことをパパパーと書くのすらも、めんどうです。
かつ「異論、反論、オブジェクション」(筑紫哲也さん、タイトルお借りしてすみません)が出てくると「またか~」となったりしますので。(もちろん、少なからず自分の無知を学ぶことも多々ありますが)

無難で、マイフィーリングで、食や見たこと、聞いたこと、あったことで書いていかないと、続けられませんよね。ブログって。

世の中の不正義や悪、アンフェアやウソ、ズルと対決したブログを書こうとすると骨が折れます。
が、例え読んで下さる人々が、ゼロ人になっても、書きたいと思う限り、私は私の感じ、考えたことだけを書きます。
(批判コメントは、原則的に消させていただきます。唯我独尊で申し訳ないのですが、悪しからずご了承ください)
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by alternative-edu | 2006-02-13 19:47 | 雑感

No.32 私のブログに批判(?)コメントをされた方々へ、私の考え

色々なご意見、ありがとうございます。感謝!
いうまでもありませんが、私は、このブログは
私の信じている偏見と独断で書いています。
(これはプロフィールとともにいつもお断りを入れているとおりです)

批判をいただいた本、岡田尊司さんの「脳内汚染」には、賛否両論あると思いますが、これは当社の本でもこれまでゲームやテレビの問題を扱うたびにあった議論ですので、当然、批判があるでしょう。
ただ、私は常に「人権には、疑わしきを罰せず」(裁判etc)、しかし、環境問題と生命に関わる問題には、「疑わしきは罰すべき(実際は、罰するでなく、中止すべき程度ですね)」と考えています。つまり、予防の重要性と、証明するのに年月がかかりすぎることに対する知恵として、そう思うのです。

これが私を貫く考えです。

どうぞ、私のブログに対し、ご自由に賛否を投げかけて下さい。
それはその方の言論の自由です。
でも、申し訳ありませんが、私の意見、考えに反対の方は、どうかご自分のブログで批判を展開して下さい。別に私のささやかな「小さな楽しみ」に進入していただかなくても結構なのです。

この手のやりとりは過去、本を作る度に何度も激しい応酬をやってきたことでもありますが、結論から言えば常に不毛でした。
「当社の本に反論する立場の方には『どうぞ買わないで下さい。ご自分の考えにそった本を、他社が出していますので、そちらでどうぞ』といわざるをえませんでした。それと同じ気持ちです。まして、これは個人的趣味の範囲での、自分の感じ考えたことの吐露としてのブログですのでなおさらです。
私の言うことが間違っている、および共感を呼ばないのであれば、私の書くものを読む人がいなくなり、淘汰されるだけのことですので。(読む人ゼロでも、書くと思いますが)

ということで、最小限の「私のささやかな言論の自由」を守らせていただきつつ、いただいたコメントは消去させていただきます。特に、匿名でコメントされる方とネット上で議論をするつもりは毛頭ありません(私のブログも匿名なら別ですが)。
私は、自分の信じる考えを共有できる方々に見て楽しんでいただければと思い、できるだけ、少しずつですが、これからも時間を使っていくつもりです。

ともあれ、私の方針を明記させていただいた点に対しては、本当にありがとうございました。
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by alternative-edu | 2006-02-09 18:55 | 雑感

「7つの社会的大罪」に学ぶ

今朝、友人の税理士、滝島勇一さんと、税制度について話をしていたところ、ひょんなことから、滝島さんが先日ある人からもらったガンジーの墓碑に刻まれていた言葉「7つの社会的大罪」が、今日の日本に最も欠けている問題、ということで、なるほどと深く共感しました。

それを、大勢の方々に知って欲しくて、書かせてもらいます。

【「7つの社会的大罪」】

理念なき政治(Politics Without Principles )
道徳なき商業(Commerce without Morality)
労働なき富(Wealth without Work )
人格なき学識(Knowledge without Character)
人間性なき科学(Science without Humanity)
良心なき快楽(Pleasure without Conscience)
献身なき信仰(Worship without Sacrifice)


私なら、この2番目と5番目と6番目を、

「道徳なきビジネス」
「良心なきメディア」
「献身なき大人」


と書き換えます。
スミマセン、ガンジーさん!
私のたっての願いです。

<お願い>
①インドにくわしい方で、ガンジーの墓碑でこの言葉を見つけた方、いらっしゃいますか?
②この7つの言葉、ぜひ教育の現場で、家庭で、子どもたちに広めてください。(それにしても本当は大人の心に必要な言葉ですよね。あまりに日本に当てはまりすぎていてこわいです)
(後でネットで調べたらけっこう有名な言葉なんですね。いろんな所で引用されてるようです)
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by alternative-edu | 2006-02-07 12:16 | 雑感

No.30 すごいぞ!この本『脳内汚染』

テレビ、ビデオ、ゲーム、ネットは
人間の理性と意欲と根気を失わせている麻薬だ!


文芸春秋社、やるなあ!とうなりました。この単行本、すごい内容。
著者は岡田尊司(たかし)さん。
精神科医で、現在、京都医療少年院のお医者さんです。

何がすごいかを、本当に一人でも多くの親、大人、学校の先生方に読んで欲しいのです。日本がこの本をベストセラーにさせる社会なら、まだ、私は日本の可能性を信じられます。

要は、テレビ、ビデオ、ゲーム(特にゲーム)、ネットが、人間にどのような悪影響を与え続けているかについて、データに基づいて、また自身の医学的立場からの提言です。
この脳内汚染は麻薬中毒と似た現象であり、水俣病問題以上に、世界中の人間に汚染を広げているという説です。

私自身、まったく同様の意見を仮説として持っています。
であるからこそ、「ほんの木」で、「子どもたちの幸せな未来」シリーズを3年以上前から始め、子育て、家庭教育の提言をし続けてきました。
また、シュタイナー教育についての本を、北海道ひびきの村の代表 大村祐子さんにお願いし、こちらも出版し続けてきました。

この本作りの中で、脳学者、小児科医たちを取材して、多くは皆同様の意見を持っていることを知りました(要は、多くは映像メディアが特に18歳ぐらいまでの子どもたちの、前頭前野の発達阻害を引き起こしている、ということです。

つまり「心」の働きが成長しないケースがあり、人と人とのコミュニケーション能力が欠如する症状が発生している。これが世界的に同時進行していること、などへの忠告です。)

が、テレビはすでに人間にとって一見、必要不可欠のメディア、日常風景となり、ネットもビジネス、プライベートにあたりまえの道具となってしまっています。

では、ビデオとゲームだけを規制すればよいのか?

著者の中身は非常にストレート。ゲームに限らず、このメディア汚染に何かの手を打たないと、人類が変わってしまう、というように伝わってくる切実感があります。

私はうすうす、人間は今、二つの大きな方向(未来の社会のあり方、人間のあり方)を選択する場所にいると感じています。

一つは今のまま、メディア中毒、メディア被害を放置し、なすがままに情報化社会を続けてゆけば、少年犯罪や、キレる、引きこもる、コミュニケーション欠如症社会はますます拡大するという方向。

もう一つは、人間がより人間らしく生きてゆく方向。それにはやはり、テレビ、ビデオを例えば規制する。13歳までは見せてはならない。ゲームは18歳未満はダメ。中身規制。ネットも18歳以上とか。
このくらいの制限をしないと、社会は変わった方向へとどんどん突っ走っていくでしょう。

人権は、疑わしきは罰せず。人命の危険や環境汚染は逆に疑わしきは中止する、です。これ私の原則の一つ。

ぜひこの本、お読みください。今売り切れ。2月中旬重版との事。

<柴田流3大害悪>
●自動車⇒温暖化や化石燃料枯渇、資源浪費、事故などの原因。
 あまりに車文明が発達しすぎてしまった。人間の欲望の塊の象徴。それが車。

●テレビ⇒人間の前頭前野、つまり「人間性」を阻害。
 社会の「心」を失わせ、本能、拝金主義、お笑い、万能、物質欲にかりたてる道具。

●広告⇒消費がすべて、物質欲、本能を刺激して人間を狂わせているとしたら、物の広告をすることを制限しないと、この流れは止まらない。

今、人間は「続けますか、止めますか」の麻薬汚染と全く同じ危機に立っていながら、もう気づくことも、考えることもやめてしまった状態だと、私は思います。または、うすうすわかっているが、止められない?

「少しぐらい」、「私ぐらい」、から始まり、勝ち組・負け組論まで、人間が「人間性を失う」ことに、気づこうとしていないのだと悲しくなります。

ちなみに、医療少年院に来た子どもたちは、映像に触れる機会が極度に減ることによって、猛烈に本を読み、作文をし、理性と根気と意欲を身に付けてゆくと著者は書いています。このことがすべてを言い表しているように私には思えるのです。
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by alternative-edu | 2006-02-01 09:29 | おすすめ本・本の紹介