教育から新しい社会のあり方を考える参加型ブログ。国内外のさまざまな教育の紹介など役立つ情報をお届けします。
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【編集長】
柴田敬三(しばたけいぞう)
㈱ほんの木(代表取締役・編集者)

「ほんの木」は、1986年設立の市民派・オルタナティブ(代案提示型)の小出版社。
現在、0~7歳児の親のための本「子どもたちの幸せな未来」シリーズ(隔月刊・年6冊発行)や、代替療法の本「自然治癒力を高める」シリーズ(年4回刊)を発行。
また、環境、エコロジー、NGO、ボランティア、障害者福祉、人権、民主主義、有機農業、ジャーナリズムなどのジャンルの出版物を発行してきました。詳しくは小社HPか、『売れない本にもドラマがある』(柴田敬三・著)をご覧ください。
また、市民派出版物は、なかなかメジャーに売れないため、オーガニック雑貨や健康改善の漢方入浴剤などの商品の通販&卸も手がけています。

shibata@honnoki.co.jp

ほんの木

柴田敬三の
「集まれ!世直しブログ」


*コメント、TBは大歓迎ですが、当方の一方的判断で掲載を控えることもあります。ワガママ勝手、独善的ブログですみません。
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No.108 「親殺し」はどうして急増しているのか?

毎日新聞5月16日、ニュースの焦点の記事に考えさせられました。

例の福島県立高校3年生の17歳の少年が母親を殺害した事件。

背景として、少子化で、概して親の子どもへの期待が強く、親子の距離感が近くなりすぎ、親がどうしても過保護になるというケースや、親から子どもへの「自己肯定感」の与え方が下手になっていることもあげられています。もちろん、受験や競争、学力、学歴、いわゆる「いい仕事」にのみ勝ちを与える日本の親の問題、社会の問題もあります。

日本の親は、私もそうでしたが、子どもの良い所を、ほめて伸ばすのが、とかく苦手で、つい、本人に良かれと想いつつ、弱点、欠点、失敗をいましめようとし、子どもの自己肯定感(セルフエスティーム)を育てるのがうまくない、と感じます。個性、可能性の芽を摘んでしまいがちです。

人間、よく考えたら、何でも上手にできません。できたところからまずほめる。ほめられれば嬉しいし、さらにやる気が出ます。反感より共感の関係になります。不得手を自ら克服する気も出ます。私も子どもが20歳過ぎて、もう言っても遅いよなと想い、あきらめ、ようやく悟りました。それだったら子どもの頃にほめて伸ばしていれば…と思い、また違う子育てになったのかもしれません。

親の期待や「こうなって欲しい」という「想い」は、子どもには「重い」と感じるはずです。プレッシャーです。


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その意味で、この問題に関心のある方は、親子のあり方論の究極、次号、子どもたちに幸せな未来を③『うちの子の幸せ論』をおすすめします。6月10日すぎ発売です。
(まだホームページでご紹介されていませんが、ご予約は受け付け中です)

セルフエスティームを、母親が持つことから、子どものセルフエスティームが育てられるという青学大教授、古荘純一さんのメッセージや、子どもとのかかわり方をオランダ在住のリヒテルズ直子さんが実にわかり易く語っています。もちろん、汐見稔幸さん、奥地圭子さん、尾木直樹さん、秦理絵子さんの、豊富な現場経験に基くお話にも、子を持つ親なら知っておきたいエッセンスがもりだくさんです。
「親殺し」の急増時代、確かな子育て論、ぜひお読み下さい。


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by alternative-edu | 2007-05-30 17:37

No.107 ビルのまん中に、緑のバッタくん登場!

5月21日、千代田区神田錦町ビル街のどまん中にある私たちの仕事場、三錦ビル入り口に、あざやかな緑色のバッタがいました。

私の自転車のスポークに、そのバッタはしがみついていました。
それにしても、5cmぐらいある大きなバッタです。この5月にバッタ? 秋じゃないのに? 地球温暖化が進んでいる現象の一つなのかもしれません。まあ、皇居の緑地が近いので、風に乗ってやってきた迷子かもしれません。(バッタの眼が迷子の感じでした)

バッタくんのしがみつきで、自転車に乗れないのため、そっと両手の中に入れて、三錦ガーデンの花と緑の中に放してやりました。バッタくん、手の中で暴れてました。
三錦ガーデンは、いつもなら蝶が舞うシーズンですが、今年は全くいません。てんとう虫もまだ見かけない中、いきなり緑のバッタ…。天候不順な異常気象の夏にならないといいのですが。

なお、三錦ガーデンは今、さし木で育てたラズベリーの実がなりつつあります。今日、初物として6個収穫し、皆で小さな実を1粒ずつ食べました。ささやかな初物。
夏に向けて、楽しみな都心のラズベリー&ブラックベリー畑、さし木で育ったバラの花も咲き始めました。
道行く人々が時々、立ち止まって見ています。そんな時、ふとうれしくなります。


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by alternative-edu | 2007-05-30 17:24

No.106 ひびきの村の私の漫談風授業

そういえば、5月9日~11日。
北海道伊達市にある「自然と芸術と人智学」のシュタイナー思想の共同体「ひびきの村」で、今年度の受講生と、2年めになる教育養成コースの全15人を前に、60分のレクチャーを7コマ、やってきました。

内容は、>①世界を見る、②日本の経済、③日本の政治、④日本の教育、⑤マスメディアとジャーナリズム、⑥日本と世界を考える指標、⑦Q&Aでした。

私のレクチャーですから、当然、今の日本に対する批判のオンパレードです。
聞いた受講生が、希望を失ってしまうのではないかと心配しますが、それに反発し「この世界をより良く変えてゆこう」という原動力になればと思い、漫談半分の自分流授業にしました。

その「ひびきの村」、丁度5月上旬、お花見シーズンでした。
代表者の大村祐子さんの計らいにより、町の公園で夕方、お花見、バーベキューをしたり、新緑の大自然を楽しみながら1時間をかけ、約6kmの道を山下りしたり、町の温泉に2回も行ったり、フルコースを味わいました。

いつも親切なスタッフに心から感謝します。

「ひびきの村」も7月末から恒例のサマープログラムが始まります。
8月下旬まで、村は大にぎわい。大人も子どもも、北海道の自然と空気と山々と、そしてスタッフのもてなしに心から楽しむ日々を過ごすでしょう。サマープログラム、おすすめします。
詳しくは0142-25-6735(電話)にお問い合わせください。


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by alternative-edu | 2007-05-24 18:25 | シュタイナー教育

No.105 格差の世襲は許さない!(62歳を目前にして)

世界人権宣言に書いてあります。人は生まれながらに平等なのだと。

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(当社で1990年刊『すべて人は、』 ―Born Free & Equal―世界人権宣言ビジュアルブック、という本を出しました。

30条にわたる、普遍のメッセージと、美しい世界の写真(ジェド・シェア氏の写真)で構成された本です。
人が、地球の自然から生まれ、子供→若者→大人→老人へと移り変わり、やがて自然に戻って行く、この本で表した私の構成です。(日本語と英語の併記)

第1条(自由平等)
すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳と権利とについて平等である。人間は理性と良心を授けられており、互いに同胞の精神を持って行動しなければならない。
この条文すら、日本では死語となって久しい気がします。

そしてこの全30条の一つの特徴は、「すべて人は、」で始まる条文の精神です。
「日本国民は、」で始まる日本国憲法の上位に位置する「すべて人は、」の5文字。重たいです。
民主主義の精神を国連が1948年12月10日に採択し、地球上のすべての国と人々に発したメッセージがこれです。

そして日本。新自由主義。競争。強い者が勝つ。
世襲で楽をして最初から階級を昇らない人間たちがいます。
改めて私は、格差の世襲に、強く反対したいと思います。


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by alternative-edu | 2007-05-17 18:16 | 雑感